歌舞伎俳優の中村獅童が１５日、東京・銀座のソニービルで行われた映画『アメイジング・スパイダーマン２』の公開記念「巨大スパイダーマン除幕式」に登壇した。
　獅童は、この日のために用意された特製スーツで登場し「着心地最高です。伸縮性が素晴らしくビルを登れるような気分」とポーズを取るなどノリノリ。
　“日本一のスパイダーマンファン”を公言する獅童は過去のイベントでプレゼントされたスーツについて「夜、芝居が終わった後のパトロールや、犬の散歩にも着て行きます。近所の人も（その姿に）だいぶ慣れてきました」とうれしそうに語った。
　この日、獅童はソニービルの外壁面、地上７メートル付近に張り付いた大きさ約２．５メートルもあるスパイダーマンの塑像の除幕に挑戦。
　「責任重大だな…」と緊張気味だったが「筋肉がすごいから大丈夫」と声を掛けられると「当たり前だよ！　今日のために筋力トレーニングしたんだから」とドヤ顔で返した。しかしいざひもを引くも幕は下りず、スタッフの力を借りどうにか除幕を終えた獅童は「ひもが長いし固いよ…」と嘆きながらも「銀座でこの格好ができるとは思わなかった。楽しかった」と最後は晴れやかな笑顔を見せた。
　今作の日本語吹き替え版で強敵・エレクトロの声を演じた獅童は「１４時間もかかり大変だったが、子どものころから大好きなスパイダーマンなので念願かなってうれしい」と喜んだ。
　映画は４月２５日公開。

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